本会では若年労働者の建設業界への入職を促進するため、平成2年2月、建設省(現
国土交通省)・労働省(現 厚生労働省)の指導の下、官民合同の「長崎県建設産業人材確保・育成推進協議会」を設置し、平成7年度からは建設現場実習等を実施しております。
これは、建設業が地域社会発展に如何に貢献しているか、また、実際の現場を肌で感じて貰うために実施しているものであります。
今年度は、2校2学科(諌早農業高等学校 2年 農業土木科40名、大村工業高校 2年 建設工業科39名)で合計79名が参加し実施いたしました。
現場実習に参加した生徒からは、「学校の授業で分からなかった事が、現場で体験する事により理解できた。」・「建設業への就職は考えていなかったが、実際の現場を体験し建設業へ就職したくなった」等の意見が多数出されております。また、学校の先生方からも「生徒の進路選択の大きな要素となるので今後も継続して欲しい」等の意見も出され、高評価を得ております。
これも偏に受入企業のご理解並びに現場責任者・関係者の方々に熱心にご指導していただいているからだと心より厚くお礼申し上げます。
この現場実習については、受入現場が確保できる間は今後も実施していく事にしておりますので、今後ともご協力方よろしくお願い申し上げます。
なお、地元業界紙(建設新聞:建設新聞社発行)に実習記事が掲載・紹介されましたので掲載させて頂きます。
|