さて、厚生労働省では、労働者の石綿による健康障害を防止するため、事業者等に対し、石綿障害予防規則(以下「石綿則」という。)等の労働安全衛生関係法令に基づく措置の徹底について、監督指導等を行っているところであります。
石綿ばく露防止対策については、引き続き、建築物の解体等の作業の実態、科学的知見の集積状況等を踏まえ、対策の充実を図っていく必要があることから、平成19年11月より、学識経験者による「建築物の解体等における石綿ばく露防止対策等検討会」(座長:名古屋俊士 早稲田大学理工学術院創造理工学部教授)が8回にわたり開催され、検討を行い、今般、本検討会の報告書が下記のとおり取りまとめられております。
同報告書のポイント等については、下記を参照願いますとともに、同省では、同報告書を踏まえ、関係法令の整備について検討を行っているところであり、今後、労働政策審議会への諮問やパブリックコメント等の所要の手続を経て、改正省令等を公布し、速やかに施行することとなっております。
つきましては、平成20年9月19日付けで関係事業主団体等に対し、下記のとおり、同報告書において指摘のあった事項について、可能な限り速やかに同報告書を踏まえた対策の実施を図ること等が要請されましたのでお知らせいたします。
詳細は、下記を参照願います。
☆同検討会報告書
☆本報告書のポイント及び検討会の参集者等
☆関係事業主団体等に対する要請文書
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