最初は、しっかり3日間実習できるか不安で緊張した。でも、現場の方がわからないことを親切に教えて下さったので、安心した気持ちですることができた。1日目は主に水準測量をした。ここをこの角度で削れとか、この高さにコンクリートをうてとか、工事をするためには測量が基本となり、とても重要なことだとわかった。この日の現場は、学校の実習のときと違って足場が悪く、思うように据え付けができなかった。実際の現場では、このような環境の中で測量をしているということを知って驚いた。2日目は、丁張というのをした。水準測量を応用すればできた。今、自分達がしていることは現場でする測量の基礎をしているんだと思った。だから、今頑張って勉強しないといけないと思った。3日目はコンクリート工場に行き、スランプ試験をした。座学でしか習ったことがなかったので、とても勉強になった。固まる前のコンクリートを触ってみて、ドロドロした感じで臭いは少し臭かった。キャドもしました。キャドのソフトもいろいろあり、無料のものもあれば高いもので十何万もするソフトもあった。縮尺の長さで線が引けるし、寸法値も出るというのに驚いた。昔は手で書いて何日もかかっていたことを、今では数時間で終わると知って、現在の土木は進んでいると思った。現場実習を通して、水準やセオドライトやキャドなど沢山の技術を学んだ。そして、礼儀、マナー、言葉使いなど仕事をする上で一番大切なことを学ぶことができた。いくら測量が上手でも、あいさつができない人やマナーを知らない人とかを雇ってくれる会社はないと思う。仕事をしていて気付いたが、仕事場の人は言葉使いもきちんとしているし、人間関係がしっかりしていると思った。だから私は、人間として礼儀、マナーなどそういう面を成長させていかなければいけないと思った。最初は現場実習は不安でしたくないと思っていたが、終わってみてやっぱり現場実習をして良かったなと思う。今回の現場実習で学んだことを、これからの学校生活、人生にしっかりと活かしていきたい。
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